日焼けしたら脱毛できない?脱毛中に気を付けたい紫外線対策
脱毛は長期にわたるケースが多く、通っている間は日焼けをしてはいけません。そのため海やプールといった屋外レジャーが豊富な夏場は、日焼け対策を徹底する必要があります。
しかしなぜ日焼けをしたら脱毛ができないのでしょうか?今回は、脱毛中に気を付けたい紫外線対策についてお伝えします。
脱毛サロンのフラッシュ脱毛やレーザー脱毛は、毛や毛穴のメラニン色素に反応して強い熱エネルギーを照射する仕組みです。通常であれば上記のような黒い部分にのみ反応する脱毛機ですが、日焼けをしていると肌にも反応してしまいます。
もともと脱毛機は強い熱エネルギーを持っており、毛や毛根に照射するだけなら問題ありませんが、表皮に向けて照射すると様々な肌トラブルを引き起こすでしょう。
その中でも特に多いトラブルはやけどです。日焼けをしていなくても、施術後の毛根周辺は軽いやけど状態になり、人によっては赤く腫れあがることもあります。
日焼けをしている人は肌全体に熱が加わるので、日焼けをしていない人よりも広範囲に重たいやけどを負う可能性が高いです。もちろん施術中にも痛みを伴い、熱さに耐えられないこともあるでしょう。
万が一脱毛期間中に日焼けをしてしまうと、照射出力を下げて施術を行うことになります。毛や毛根に十分な熱エネルギーを与えられないため、脱毛効果が薄くなりきちんとした効果が実感できません。
また最悪の場合は、照射を拒否されることもあります。そのため脱毛中は紫外線対策が必須です。
夏場のみならず晴れた日に外出をすると、知らないうちに日焼けをしていることがあります。安全に脱毛を行うためにも、外出前には必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
最近では服の上から噴きかけるタイプのUVカットスプレーも販売されており、日焼け止めと併用することで約80%の紫外線をカット可能です。また日焼けが必要となるのは、脱毛を行う部位のみで構いません。
そのためヒゲ脱毛なら帽子やマスクを、腕なら長袖を着用すると良いです。さらに日焼けを防止するような食生活も意識してみましょう。
メラニン色素の生成を抑制するビタミンCはもちろん、皮膚を保護してくれるビタミンAや血行促進に効果があるビタミンEを摂取するのがおすすめです。
これらの栄養素が多く含まれる食材には、レバーやオリーブオイル、レンコンやじゃがいもなどが挙げられます。日焼け対策は身体の中からも行えるので、脱毛中は食生活の改善も心掛けてみてください。
安全に脱毛を行うためにも、絶対に控えたい日焼け。日焼け止めをはじめ、脱毛部位が直接日光に晒さないよう隠したり食生活を改善するなど、あらゆる日焼け止め対策を行ってください。
関連ページ
- メンズ脱毛はアトピー性皮膚炎の人や敏感肌でも脱毛できる?
- 脱毛はアトピーの人や敏感肌の人でも可能です。ただし、肌の調子によっては断られるケースもあります。脱毛は黒い部分をめがけて照射を行うので、色素沈着や傷、かさぶたなどがあると火傷の危険性があります。施術可能かどうかはカウンセリングで相談してください。
- 入れ墨やタトゥーがあっても脱毛できる?注意点について学ぼう
- 脱毛のメカニズムは、黒いメラニン色素に向けて熱エネルギーを照射することで脱毛ができます。タトゥーはメラニン色素ではなくインクですが、脱毛器が誤認して集中照射してしまう可能性があります。そのためお店やクリニックでは断られる可能性があるでしょう。
- メンズ脱毛後に気を付けることはある?起こりやすいトラブルとは
- 脱毛後は肌や毛穴がデリケートになっています。脱毛後に行ってはいけないのは紫外線を浴びることです。また血流が急激に増えるような行為、例えば湯船につかることやサウナに行くのは、肌の弱い人やかゆみがある状態では避けておいた方が無難でしょう。
- 脱毛後の保湿が重要とされる訳は?男性の保湿アイテムの選び方
- 脱毛は熱のエネルギーを使って行うので肌が乾燥します。次の脱毛でしっかりと効果を得られるように、脱毛後保湿をしっかりと行いましょう。普段入浴後にボディクリームを塗らない人も、脱毛中は気を使うのがポイントです。男性が選びたい保湿アイテムを紹介します。